12月19日 忍者の呼び方
今は「忍者(NINJA)」の呼び方で統一されていますが、昔は忍者と呼ばなかったのをご存じですか?
時代によっても、地域によっても違う呼び方がたくさんありました。
その一部を紹介しましょう。
時代別
- 飛鳥時代 - 志能便(しのび)
- 奈良時代 - 伺見(うかみ)
- 戦国時代 - 間者(かんじゃ)・乱破(らっぱ)
- 江戸時代 - 隠密(おんみつ)
- 大正時代 - 忍術者・忍者(にんしゃ)
地域別
- 京都・奈良 - 水破(すっぱ)・伺見(うかみ)・奪口(だっこう)
- 山梨 - 透破(すっぱ)・透波(すっぱ)・三ツの者・出抜(すっぱ)
- 新潟・富山 - 軒猿・間士・聞者役(ききものやく)
- 宮城 - 黒はばき
- 青森 - 早道の者・陰術(しのび)
- 神奈川 - 草・物見・乱破(らっぱ)
- 福井 - 隠忍術(しのび)
他にも地域によって様々な呼び名がありますが、代表的なものを紹介しました。
当て字ですが「しのび(忍)」に関係するもの、仕事に関係する呼び方(聞者役など)、見たままの呼び方(早道の者など)色々ありますね。
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